今回は、私が実際にED治療を行った経験を礎に、バイアグラの素晴らしさを書こうと思います。
私が、初めて処方されたED治療薬はファイザー社のバイアグラです。
その時は、医者と薬剤師を通じ処方されたので、間違いなくファイザー社の物です。
バイアグラ初体験の時は、正直、自分は、自分がEDであって、ED治療を受けなければならない事態にあるということを、認めたくありませんでした。

それを認めるということは、同時に、自分が男として劣っていることを認めることと同じことですし、とても恥ずかしい事でした。
ですが、私が、大事な時に何もできないなんて、それを認めることもできなかった。
太宰治が小説で「イムポテンツ(ED)」という言葉を繰り返しているように、私は、EDという状態に陥っていながら、あえてED治療を行わずに、あえてEDという状態を受け入れていたのかもしれません。

自分は太宰治に対しては興味があり、自主的に研究を行っていましたが、彼の文学の「頼りなさ」は全て、「イムポテンツ(ED)」から来ていまして(主に、惜別や斜陽で顕著に現れています)、そのために、最終的に人間失格を書いて自殺するに至るまでに至ってしまったという事が、解りました。

また太宰治は、麻薬(アヘン系)やアルコールの大量摂取を行っていたので、とても健康的な作家であったとは言えませんね。
自分は、太宰治を通り越し、健康的な人間になるには、どうしたら良いのだろうか?
そう思い立った時に、「イムポテンツ(ED)」でなくなり、健康的な男性に成る事が第一だと思いました。
そして、まず思い立ったのが、バイアグラによるED治療です。
ED治療を行えば、EDでは無くなります。

しかし、まず、第一に、処方されるバイアグラが、薬理的効果が証明されたものでないと、なんとなく不安になりました。
そういった理由で、最初はあえて医者を頼りにして、ファイザー社のバイアグラを出してもらいました(日本の医者はバイアグラのジェネリックを出そうとしません)。
自分は今、バイアグラによるED治療を受けています。
太宰治の作品は、全て読みましたが、やはり彼は、全ての快楽に対しイムポテンツ(ED)であり、それが原因で歪んでしまったという感想を強く受けます。そういった彼の作品を読んだ上で、現代のバイアグラによるED治療を行える自分自身の生き方を、自問自答する日々が続いています。